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内臓筋の平滑筋の特徴としくみないぞうきん

内臓筋は、胃・腸・膀胱・子宮・血管など内臓の壁をつくる筋肉で、組織学的には平滑筋に分類されます。自分の意思では動かせない不随意筋であり、国試では平滑筋・横紋筋・不随意筋の分類問題として頻出です。ここでは内臓筋の性質を10のポイントで整理します。

内臓筋が胃・腸・膀胱・子宮・血管の壁をつくり内容物を運ぶことを示す図
読み方ないぞうきん
分類平滑筋(横紋なし)
随意性不随意筋(自分の意思では動かせない)
支配神経自律神経(交感神経=抑制、副交感神経=促進)
分布胃・腸・膀胱・子宮・血管などの壁
細胞の形紡錘形(両端が細く中央がふくらむ)

内臓筋とは(分布と役割)

内臓筋は内臓の壁をつくる筋肉で、胃・腸・膀胱・子宮・血管などにあります。収縮することで内容物を運ぶのが主な役割です。

胃・腸・膀胱・子宮・血管に内臓筋があることを示す図
内臓筋がある臓器と運ぶもの

平滑筋に分類される(横紋なし)

内臓筋は平滑筋に分類され、骨格筋のような横紋がありません。なめらかな見た目が特徴で、内臓筋=平滑筋と覚えます。

横紋のない平滑筋と横紋のある骨格筋を比較した図
平滑筋と骨格筋の横紋の違い

不随意筋であり自律神経に支配される

内臓筋は不随意筋で、消化・排尿・血管収縮などを自分の意思とは無関係に行います。自律神経の支配を受け、交感神経は動きを抑制、副交感神経は動きを促進します。

交感神経と副交感神経が内臓の動きを調節する図
自律神経による内臓筋の調節

ゆっくり長く収縮しぜん動運動に関わる

内臓筋(平滑筋)は骨格筋よりもゆっくり持続的に収縮します。消化管では収縮と弛緩をくり返すぜん動運動で食べ物を先へ送ります。

内臓筋が時間をかけて持続的に収縮する様子の図
ゆっくり長く収縮する内臓筋

国試ポイント(異常と症状)

内臓筋はホルモンや化学物質(エストロゲン・プロゲステロン・プロスタグランジンなど)の影響も受けます。異常はさまざまな症状につながります。

便秘・下痢・血圧異常・排尿障害・気管支収縮を示す図
内臓筋の異常でみられる症状
国試ポイント
① 内臓筋=平滑筋で横紋がなく、不随意筋である
② 自律神経に支配され、交感神経=抑制・副交感神経=促進
③ ゆっくり持続的に収縮し、ぜん動運動や血管の太さの調節を担う
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