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上後鋸筋の起始・停止・作用じょうこうきょきん / Serratus posterior superior

上後鋸筋は背中の上部にある薄い筋肉で、呼吸補助筋として肋骨を引き上げ吸気を助けます。僧帽筋や菱形筋の深層に位置し、国試の解剖・呼吸運動で問われやすい筋です。下後鋸筋とセットで覚えると整理しやすいのが特徴です。

背中の上部にある薄い筋肉・上後鋸筋の位置を示す背面の解剖図
読み方じょうこうきょきん
起始下位頸椎〜上位胸椎(C7〜T3付近)の棘突起
停止第2〜第5肋骨
作用第2〜第5肋骨を挙上し、胸郭を広げて吸気を助ける(呼吸補助筋)
走行背骨から斜め下外側へ向かい肋骨に付く

上後鋸筋とは(位置と特徴)

上後鋸筋は背中の上部にある薄い筋肉です。僧帽筋・菱形筋の深層に位置する深層筋で、呼吸に関わるのが大きな特徴です。

上後鋸筋の位置を示した背面図
背中の上部にある上後鋸筋

起始と停止

下位頸椎〜上位胸椎(C7〜T3付近)から起こり、第2〜第5肋骨に付きます。筋線維は斜め下外側へ走ります。

上後鋸筋の起始と停止を示した解剖図
C7〜T3付近から第2〜第5肋骨へ

作用(呼吸補助筋)

第2〜第5肋骨を引き上げて胸郭を広げ吸気を助けます。深い吸気や努力呼吸で活躍する呼吸補助筋です。

肋骨を挙上する上後鋸筋の作用図
肋骨を引き上げて吸気を助ける

位置関係(深層の呼吸補助筋)

僧帽筋(表層)・菱形筋(中層)の深層に位置します。深い吸気や努力呼吸で働き、猫背や胸郭が硬いと働きにくくなります。

僧帽筋・菱形筋の深層に位置する上後鋸筋の図
僧帽筋・菱形筋の深層にある上後鋸筋

国試ポイント

上後鋸筋は上部で吸気を補助、下後鋸筋は下部で呼気を補助と、対で覚えるのが鉄則です。位置と呼吸での役割を結びつけて整理しましょう。

上後鋸筋と下後鋸筋を対で示した図
下後鋸筋とセットで覚える
国試ポイント
① 上後鋸筋は下位頸椎〜上位胸椎(C7〜T3付近)から第2〜第5肋骨につく
② 作用は肋骨の挙上による吸気の補助(呼吸補助筋)
③ 下後鋸筋(下部・呼気補助)と対で覚えると整理しやすい
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