アフロの手アフロの手

鍼の各部名称・鍼尖形状・材質・鍼管の種類とポイントはりのめいしょう

鍼(毫鍼)は鍼柄(しんぺい)→鍼根(しんこん)→鍼体(しんたい)→鍼尖(しんせん)の4部からなり、この並び順がそのまま出題されます。さらに鍼尖形状はスリオロシ形・ノゲ形・卵形・松葉形・柳葉形の5種類、材質はステンレス鍼が現在の主流で、金鍼・銀鍼は柔らかいが高価という対比が要点です。管鍼法で使う鍼管の材質・形状もあわせて押さえましょう。

鍼の名称|鍼の名称 1
読み方はりのめいしょう
各部名称(順序)鍼柄(しんぺい)→鍼根(しんこん)→鍼体(しんたい)→鍼尖(しんせん)
鍼柄・鍼根鍼柄=持つ部分/鍼根=柄と体の接合部
鍼体・鍼尖鍼体=身体に刺入される部分/鍼尖=先端部分
鍼尖形状(5種)スリオロシ形・ノゲ形・卵形・松葉形・柳葉形
材質ステンレス鍼(主流)・金鍼・銀鍼
ステンレス鍼の特徴折れにくい・錆びにくい・耐久性が高い・安価
金鍼/銀鍼の特徴柔らかい・刺入感がやさしい・高価
鍼管管鍼法で使用する補助器具。材質はステンレス/合成樹脂(プラスチック)
鍼管の形状円筒型・六角型・八角型・無痛鍼管
現在の主流プラスチック製鍼管+ディスポーザブル鍼
国試での狙われ方4部の順序、鍼尖形状の定義(1.5cm・9mm)、材質の硬さと価格の対比、鍼管の形状名

鍼の各部名称は「柄→根→体→尖」の4つ

毫鍼は手元側から順に、①鍼柄(しんぺい)→②鍼根(しんこん)→③鍼体(しんたい)→④鍼尖(しんせん)の4つの部分に分けられます。この順番が超重要で、名称と部位の組み合わせを入れ替えた選択肢が定番の引っかけです。

番号名称読み部位の説明
鍼柄しんぺい持つ部分
鍼根しんこん柄と体の接合部
鍼体しんたい身体に刺入される部分
鍼尖しんせん先端部分
鍼の各部名称。柄→根→体→尖の順で覚える
鍼の各部名称。柄→根→体→尖の順で覚える

鍼尖の形状は5種類(数値がそのまま出題される)

鍼尖の形状は主に5種類に分類されます。とくにノゲ形の「上部約1.5cm」松葉形の「上部約9mm」という数値は、そのまま数字を入れ替えて問われるため正確に覚えます。

番号鍼尖形状特徴
スリオロシ形鍼体の途中より順次細くしたもの
ノゲ形鍼尖の上部約1.5cmぐらいのところから細くしたもの
卵形鍼尖が卵のように丸味をおびているもの
松葉形鍼尖の上部約9mmぐらいから細くして、ノゲ形に丸味をもたせたもの
柳葉形ノゲ形と松葉形の中間の形にしたもの
鍼尖形状5種。1.5cm=ノゲ形、9mm=松葉形
鍼尖形状5種。1.5cm=ノゲ形、9mm=松葉形

鍼の材質と特徴|主流はステンレス鍼

現在、臨床で最も多く使用されているのはステンレス鍼です。金鍼・銀鍼は柔らかく刺入感がやさしい反面、高価である点が対比のポイントになります。「金鍼・銀鍼が主流」「ステンレスは高価」といった逆転の選択肢に注意してください。

つまり材質によって硬さ・価格・用途が異なるということです。

材質硬さ・耐久性刺入感価格位置づけ
ステンレス鍼折れにくい・錆びにくい・耐久性が高い安価現在の主流
金鍼柔らかいやさしい高価
銀鍼柔らかいやさしい高価
鍼の材質と特徴。金鍼・銀鍼は柔らかいが高価
鍼の材質と特徴。金鍼・銀鍼は柔らかいが高価

鍼管の特徴|管鍼法で使う補助器具

鍼管は管鍼法で使用する補助器具です。材質と形状の両方が問われます。

現在はプラスチック製鍼管+ディスポーザブル鍼が主流で、衛生的で安心・使いやすい・使い捨てで安全性アップという利点があります。

区分内容
材質ステンレス/合成樹脂(プラスチック)
形状円筒型/六角型/八角型/無痛鍼管
現在の主流プラスチック製鍼管+ディスポーザブル鍼
利点衛生的で安心・使いやすい・使い捨てで安全性アップ
鍼管の材質と形状。管鍼法で使う補助器具
鍼管の材質と形状。管鍼法で使う補助器具
国試ポイント
① 鍼の各部は手元側から鍼柄→鍼根→鍼体→鍼尖の順。鍼根は柄と体の接合部で折鍼が起こりやすい。
② 鍼尖形状は5種類。ノゲ形=上部約1.5cm、松葉形=上部約9mmから細くする、という数値をセットで暗記。
③ 柳葉形は「ノゲ形と松葉形の中間」、卵形は「卵のような丸味」。定義文の入れ替えに注意。
④ 現在の主流はステンレス鍼(折れにくい・錆びにくい・耐久性が高い・安価)。
⑤ 金鍼・銀鍼は柔らかく刺入感がやさしいが高価。「安価」と書かれていたら誤り。
⑥ 鍼管は管鍼法の補助器具。材質はステンレスと合成樹脂、形状は円筒型・六角型・八角型・無痛鍼管の4種。
・ 現在はプラスチック製鍼管+ディスポーザブル(使い捨て)鍼が主流。
📖 鍼の名称をスライドで学ぶ(国試辞書) 図解スライドでサクッと復習