棘上筋は回旋筋腱板(ローテーターカフ)のひとつで、肩甲骨の上部にある筋肉です。肩の外転を始める最初の動きを担い、腱板の中でも最も障害されやすいため国試でも頻出します。
| 読み方 | きょくじょうきん |
|---|---|
| 起始 | 肩甲骨の棘上窩 |
| 停止 | 上腕骨大結節 |
| 作用 | 肩関節の外転(最初の0〜15°を担う) |
棘上筋は肩甲骨の上部にある回旋筋腱板のひとつです。腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋からなり、棘上筋はその中で最も上に位置します。
棘上筋は肩甲骨の棘上窩から起こり、上腕骨大結節に停止します。棘上窩→上腕骨大結節という走行を押さえておきましょう。
棘上筋は肩関節の外転にはたらき、特に肩を外側に持ち上げる最初の0〜15°の動きを担います。外転の始まりの主動作筋です。
棘上筋は上腕骨頭を関節窩へ引きつけ、肩関節を安定させます。腱板の一員として肩の安定に欠かせない筋肉です。
棘上筋は腱板の中で最も障害されやすく、肩峰の下ではさまれるインピンジメント症候群と関係します。評価では空き缶テスト(Jobeテスト)で外転時の痛みや筋力低下をみます。