肩甲下筋は回旋筋腱板のひとつで、肩甲骨の前面にある筋肉です。腕を内側へひねる内旋の主動作筋として、国試でもよく問われます。
| 読み方 | けんこうかきん |
|---|---|
| 起始 | 肩甲骨の肩甲下窩 |
| 停止 | 上腕骨小結節 |
| 作用 | 肩関節の内旋(内旋の主動作筋) |
肩甲下筋は肩甲骨の前面(肋骨側)にある回旋筋腱板のひとつです。4つの腱板筋のうち唯一前面に位置し、肩関節前方を支えます。
肩甲下筋は肩甲骨の肩甲下窩から起こり、上腕骨小結節に停止します。停止が大結節ではなく小結節である点が他の腱板筋との違いです。
肩甲下筋は腕を内側へひねる内旋の主動作筋です。肩関節内旋の中心となる筋肉として重要です。
肩甲下筋は上腕骨頭を関節窩へ引きつけ、肩関節前方の安定に欠かせません。棘上筋・棘下筋・小円筋と協力して腱板チームとして肩を支えます。
肩甲下筋の障害は内旋力低下や肩前方の痛みの原因になります。評価ではリフトオフテストやベリープレステストで内旋の筋力低下や痛みを確認します。