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骨の連結(関節)の分類・関節の種類と国試ポイントほねのれんけつ

骨の連結とは、骨と骨どうしがつながる様式のことで、線維性連結・軟骨性連結・滑膜性連結(関節)の3種類に大別される。最も可動性が高いのは滑膜性連結=関節で、さらに関節はその形状によって球関節・蝶番関節・車軸関節・楕円関節・鞍関節・平面関節の6種類に分類される。国試では連結の種類と代表例、関節の形と運動方向をセットで問われることが多い。

骨の連結|骨の連結 1
読み方ほねのれんけつ
分類線維性連結・軟骨性連結・滑膜性連結(関節)の3種類
最も可動性が高い連結滑膜性連結(関節)=関節包・滑膜をもつ
最も動きが少ない連結線維性連結=線維組織でつながる
関節の形による分類球関節・蝶番関節・車軸関節・楕円関節・鞍関節・平面関節の6種類
国試での狙われ方連結の種類と代表例(縫合・肋軟骨・椎間円板など)、関節の形と運動方向・軸数の組み合わせが頻出

骨の連結の3分類

骨と骨のつながり方(連結)は、動きの自由度によって次の3種類に分けられる。

分類つなぐ組織可動性代表例
①線維性連結線維組織ほとんど動かない頭蓋骨の縫合、歯と歯槽骨(釘植)
②軟骨性連結軟骨わずかに動く肋軟骨、椎間円板
③滑膜性連結(関節)関節包・滑膜最も可動性が高い肩関節、股関節、肘関節など全身の関節
骨の連結の3種類(線維性連結・軟骨性連結・滑膜性連結)
骨の連結の3種類(線維性連結・軟骨性連結・滑膜性連結)

国試頻出:連結の種類の暗記ポイント

関節(滑膜性連結)の6分類と運動方向

関節はその形状によって6種類に分類され、それぞれ動く方向(軸数)が異なる。

関節の形軸数・分類できる運動代表例
①球関節多軸性(3軸)全方向に自由に動く肩関節・股関節
②蝶番関節1軸性屈曲・伸展肘関節・指節間関節
③車軸関節1軸性回旋運動上橈尺関節
④楕円関節2軸性屈伸+外転・内転橈骨手根関節
⑤鞍関節2軸性屈伸・内転外転・対立運動(母指の対立運動)母指CM関節(手の親指の付け根)
⑥平面関節非軸性わずかな滑走運動椎間関節
関節の6分類と主な運動(球関節〜平面関節)
関節の6分類と主な運動(球関節〜平面関節)

各関節の特徴を図でイメージする

関節の形と運動方向はセットで覚えると国試に強くなる。

各関節の形と代表的な運動のまとめ
各関節の形と代表的な運動のまとめ

国試頻出まとめ一発暗記

「関節の形→動き→代表例」をセットで覚えると得点につながりやすい。

項目内容
骨の連結の3種類線維性連結・軟骨性連結・滑膜性連結
最も可動性が高い連結滑膜性連結(関節)=関節包や滑膜をもつ
球関節=多軸性肩関節・股関節(全方向に動く)
蝶番関節=1軸性肘関節・指節間関節(屈曲・伸展のみ)
車軸関節=1軸性上橈尺関節(回旋運動)
楕円関節=2軸性橈骨手根関節(屈伸+外転内転)
鞍関節=2軸性母指CM関節(母指の対立運動)
平面関節=非軸性椎間関節(わずかな滑走運動)
国家試験頻出まとめ:関節の形・動き・代表例の一発暗記表
国家試験頻出まとめ:関節の形・動き・代表例の一発暗記表
国試ポイント
① 骨の連結は線維性連結・軟骨性連結・滑膜性連結(関節)の3種類に分けられる
② 関節=滑膜性連結であり、関節包・滑膜をもち最も可動性が高い
③ 椎間円板は線維軟骨結合(軟骨性連結)に分類される点が頻出のひっかけ
④ 球関節(肩関節・股関節)は多軸性で全方向に動く、最も自由度が高い関節
⑤ 蝶番関節(肘関節・指節間関節)と車軸関節(上橈尺関節)はいずれも1軸性だが、前者は屈伸、後者は回旋運動という違いに注意
⑥ 鞍関節(母指CM関節)は母指の対立運動を可能にする2軸性関節として国試で問われやすい
📖 骨の連結をスライドで学ぶ(国試辞書) 図解スライドでサクッと復習