恥骨筋は太ももの付け根の内側にある内転筋群のひとつで、股関節の動きに関わります。起始・停止・作用・支配神経がまとめて問われる国試頻出の筋肉です。
| 読み方 | ちこつきん |
|---|---|
| 起始 | 恥骨櫛・上恥骨枝 |
| 停止 | 大腿骨の恥骨筋線 |
| 作用 | 股関節の内転(主作用)、屈曲の補助 |
| 支配神経 | 大腿神経(場合により閉鎖神経も関与) |
恥骨筋は大腿内側上部(太ももの付け根の内側)にある筋肉で、内転筋群の中でもやや前方(前寄り)に位置します。
起始は骨盤前内側の恥骨櫛・上恥骨枝で、そこから大腿骨へ向かい、大腿骨の恥骨筋線(大腿骨近位部)に停止します。
主な作用は股関節の内転で、開いた脚を内側へ引き寄せます。さらに股関節の屈曲にも関与し、歩行や脚を持ち上げる動作を補助します。
恥骨筋の神経支配は主に大腿神経です。場合によっては閉鎖神経が関与することもある点も押さえておきましょう。
恥骨筋は単独でなく、屈曲では腸腰筋、内転では内転筋群と作用を比較して関連づけると覚えやすくなります。