タンパク質合成は「転写(transcription)→翻訳(translation)→タンパク質完成」の順に進みます。転写は核内でDNAからmRNAを作る過程、翻訳はリボソーム上でmRNAからタンパク質を作る過程です。国試では「どこで起こるか」「tRNAの役割」が繰り返し問われます。
| 読み方 | たんぱくしつごうせい |
|---|---|
| 定義 | DNAの遺伝情報をもとにmRNAを介してアミノ酸をつなぎ、タンパク質を作る過程 |
| 転写(transcription) | 核内でDNAの二重らせんがほどけ、塩基配列をもとにmRNAが作られる |
| 翻訳(translation) | リボソーム上でmRNAの遺伝情報に従いアミノ酸が結合しタンパク質ができる |
| おこる場所 | 転写=核内/翻訳=核外(細胞質)の粗面小胞体上のリボソーム |
| 関与する分子 | DNA・mRNA(設計図)・tRNA(アミノ酸を運搬)・リボソーム(合成の場) |
| mRNAの移動経路 | 核膜孔から細胞質へ出て、粗面小胞体上のリボソームと結合する |
| 国試での狙われ方 | 転写と翻訳の区別、リボソーム=合成の場、tRNA=アミノ酸運搬、核内か細胞質か |
タンパク質合成の第一段階が転写です。核内で起こります。
国試頻出:DNA → mRNA の流れ=転写。
できたmRNAは核内にとどまらず、細胞質へ出て合成の現場へ向かいます。
リボソーム=タンパク質合成の工場(場)と覚えます。
第二段階が翻訳です。リボソーム上で進みます。
国試頻出:mRNAを読む=翻訳。
「どこで・何が・何をするか」を対応させて覚えると失点しません。
| 段階/分子 | 場所 | はたらき |
|---|---|---|
| 転写 | 核内 | DNAの情報をmRNAに写し取る |
| mRNAの移動 | 核膜孔 → 細胞質 | 核外(細胞質)へ出る |
| 翻訳 | リボソーム上(粗面小胞体) | mRNAからタンパク質を作る |
| DNA | 核内 | 遺伝情報の原本 |
| mRNA | 核外(細胞質) | 設計図(遺伝情報の写し) |
| tRNA | 細胞質 | アミノ酸を運ぶ |
| リボソーム | 粗面小胞体上 | タンパク質合成の場(工場) |
スライドのまとめは次の5点です。
覚え方のコツ:転写 → 翻訳 → タンパク質完成!