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タンパク質合成(転写・翻訳)のしくみと国試ポイントたんぱくしつごうせい

タンパク質合成は「転写(transcription)→翻訳(translation)→タンパク質完成」の順に進みます。転写は核内でDNAからmRNAを作る過程翻訳はリボソーム上でmRNAからタンパク質を作る過程です。国試では「どこで起こるか」「tRNAの役割」が繰り返し問われます。

タンパク質合成|タンパク質合成 1
読み方たんぱくしつごうせい
定義DNAの遺伝情報をもとにmRNAを介してアミノ酸をつなぎ、タンパク質を作る過程
転写(transcription)核内でDNAの二重らせんがほどけ、塩基配列をもとにmRNAが作られる
翻訳(translation)リボソーム上でmRNAの遺伝情報に従いアミノ酸が結合しタンパク質ができる
おこる場所転写=核内/翻訳=核外(細胞質)の粗面小胞体上のリボソーム
関与する分子DNA・mRNA(設計図)・tRNA(アミノ酸を運搬)・リボソーム(合成の場)
mRNAの移動経路核膜孔から細胞質へ出て、粗面小胞体上のリボソームと結合する
国試での狙われ方転写と翻訳の区別、リボソーム=合成の場、tRNA=アミノ酸運搬、核内か細胞質か

① 転写(transcription)=DNAからmRNAを作る

タンパク質合成の第一段階が転写です。核内で起こります。

国試頻出:DNA → mRNA の流れ=転写

核内でDNAの情報をmRNAに写し取るのが転写
核内でDNAの情報をmRNAに写し取るのが転写

② mRNAがリボソームで設計図になる

できたmRNAは核内にとどまらず、細胞質へ出て合成の現場へ向かいます。

リボソーム=タンパク質合成の工場(場)と覚えます。

mRNAは核膜孔から細胞質へ出て粗面小胞体上のリボソームと結合する
mRNAは核膜孔から細胞質へ出て粗面小胞体上のリボソームと結合する

③ 翻訳(translation)=tRNAがアミノ酸を運びタンパク質が完成

第二段階が翻訳です。リボソーム上で進みます。

国試頻出:mRNAを読む=翻訳

tRNAがアミノ酸を運び、リボソーム上でつながってタンパク質が完成する
tRNAがアミノ酸を運び、リボソーム上でつながってタンパク質が完成する

④ 場所と役割のまとめ表

「どこで・何が・何をするか」を対応させて覚えると失点しません。

段階/分子場所はたらき
転写核内DNAの情報をmRNAに写し取る
mRNAの移動核膜孔 → 細胞質核外(細胞質)へ出る
翻訳リボソーム上(粗面小胞体)mRNAからタンパク質を作る
DNA核内遺伝情報の原本
mRNA核外(細胞質)設計図(遺伝情報の写し)
tRNA細胞質アミノ酸を運ぶ
リボソーム粗面小胞体上タンパク質合成の場(工場)
DNA(核内)→転写→mRNA(核外・細胞質)→翻訳→タンパク質(リボソーム上)
DNA(核内)→転写→mRNA(核外・細胞質)→翻訳→タンパク質(リボソーム上)

⑤ 国家試験一発暗記の流れ

スライドのまとめは次の5点です。

覚え方のコツ:転写 → 翻訳 → タンパク質完成!

国試ポイント
① 転写は核内、翻訳は核外(細胞質)のリボソーム上。場所の入れ替えが定番の引っかけ。
② 転写=DNAからmRNAを作る/翻訳=mRNAからタンパク質を作る。逆に覚えないこと。
③ mRNAは核膜孔を通って細胞質へ出て、粗面小胞体上のリボソームと結合する。
④ tRNAの役割はアミノ酸の運搬。設計図はmRNA、運び屋はtRNA。
⑤ リボソームはタンパク質合成の場(工場)。粗面小胞体は表面にリボソームが付着している。
⑥ 流れは「DNA → 転写 → mRNA → 翻訳 → タンパク質」で一本に暗記する。
📖 タンパク質合成をスライドで学ぶ(国試辞書) 図解スライドでサクッと復習