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骨格筋の作用の関節運動・姿勢保持・熱産生こっかくきんのさよう

骨格筋は関節を動かすだけでなく、姿勢を保ち、関節を安定させ、熱を産生し、静脈血やリンパの流れも助けます。拮抗筋・協力筋・筋ポンプ作用など、はり師きゅう師の国試で頻出の作用をまとめます。

肘を曲げる・膝を伸ばす・肩を上げるなど関節を動かす骨格筋の作用を示す図
読み方こっかくきんのさよう
運動作用筋が収縮して関節を動かす(肘を曲げる・膝を伸ばすなど)
姿勢保持重力に逆らい姿勢を保つ・関節を安定させる
熱産生筋収縮で熱を作り体温を保つ(ふるえ)
筋ポンプ作用収縮で静脈血やリンパの流れを助ける(むくみ予防)

関節を動かす運動作用

骨格筋が収縮すると関節が動きます。肘を曲げる、膝を伸ばす、肩を上げるなど、体のあらゆる動きを生み出します。

筋が収縮して関節を動かす運動作用を示した図
肘を曲げる・膝を伸ばす・肩を上げる運動作用の図

姿勢を保つ作用

骨格筋は重力に逆らって姿勢を保ちます。立つ、背すじを伸ばすなど、体幹筋・背筋群・下肢筋群が体を支えます。

骨格筋が身体を支え姿勢を保つ作用の図
立つ・背すじを伸ばす・重力に逆らう姿勢保持の図

関節を安定させる作用

骨格筋は関節のまわりを取り囲み、関節を安定させて守ります。肩関節や膝関節などが筋肉によって安定します。

骨格筋が関節を安定させ守る作用の図
肩関節・膝関節を筋肉が囲んで安定させる図

拮抗筋と協力筋

反対の動きを調節するペアを拮抗筋(上腕二頭筋と上腕三頭筋)、同じ動きを助け合う筋を協力筋といいます。屈曲では主動筋(上腕二頭筋)を上腕筋・腕橈骨筋が助けます。

拮抗筋として反対の動きを調節する骨格筋の図
屈曲・伸展で拮抗して働く上腕二頭筋と上腕三頭筋

熱産生と筋ポンプ作用

骨格筋は収縮で熱を産生し体温を保ちます(ふるえ)。また収縮によって静脈血やリンパの流れを助ける筋ポンプ作用があり、むくみ予防に役立ちます。

骨格筋の筋ポンプ作用で静脈血やリンパの流れを助ける図
筋の収縮が静脈血やリンパを押し上げる筋ポンプ作用の図
国試ポイント
① 骨格筋は関節運動・姿勢保持・関節安定・熱産生など多くの作用をもつ
② 拮抗筋は反対の動き、協力筋は同じ動きを助ける
③ 筋ポンプ作用で静脈血やリンパの流れを助けむくみを予防する
📖 骨格筋の作用をスライドで学ぶ(国試辞書) 図解スライドでサクッと復習