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筋肉・腱・靱帯・滑液包の運動器を構成する組織の役割きんにく・けん・じんたい・かつえきほう

運動器は、筋肉・腱・靱帯・腱鞘・滑液包が協力して働くことでスムーズに動きます。それぞれ「動かす・伝える・安定させる・すべらせる・摩擦を減らす」と役割が異なり、国試では各組織の役割と障害名(捻挫・腱鞘炎・滑液包炎など)が頻出です。5つをセットで整理しましょう。

膝関節で筋肉・腱・靱帯・腱鞘・滑液包が協力して働くことを示す図
筋肉収縮して体を動かす(関節を動かす・姿勢を保つ・熱をつくる)
力を骨へ伝える白くて強い結合組織
靱帯骨と骨をつなぎ関節を安定させる(捻挫と関係が深い)
腱鞘腱を包んで摩擦を減らす(腱鞘炎・ばね指に関係)
滑液包関節のクッションとして動きを助ける

運動器を構成する5つの組織

運動器は筋肉・腱・靱帯・腱鞘・滑液包が協力して働きます。筋肉が収縮して体を動かし、腱が力を骨へ伝え、靱帯・腱鞘・滑液包が関節を守って動きを助けます。

筋肉・腱・靱帯・腱鞘・滑液包の位置を示す膝関節の図
膝関節にみる5つの組織

筋肉と腱の役割

筋肉は収縮して身体を動かす組織で、関節を動かす・姿勢を保つ・熱をつくる働きがあります。腱は筋肉と骨をつなぎ力を伝える白くて強い結合組織です。

筋肉から腱を通じて骨へ力が伝わる図
腱が筋肉の力を骨へ伝えるしくみ

靱帯・腱鞘・滑液包の役割

靱帯は骨と骨をつなぎ関節を安定させ、動きすぎを防ぎます(損傷は捻挫の原因)。腱鞘は腱を包んで摩擦を減らし、腱をなめらかに動かします。滑液包はクッションとして関節を守ります。

靱帯(安定)・腱鞘(すべり)・滑液包(クッション)を示す図
靱帯・腱鞘・滑液包の役割

筋肉と腱が連動して骨を動かす

筋肉が縮む→②腱が力を伝える→③骨と関節が動くという流れで運動が起こります。収縮→伝達→運動と覚えます。

筋肉が縮み腱が力を伝え骨が動く3段階の図
筋肉と腱が連動して骨を動かす流れ

国試ポイント(各組織の障害)

これらの組織の障害は痛みや動かしにくさにつながります。使いすぎ・ケガ・姿勢の悪さなどが原因になることが多いです。

筋肉・腱・靱帯・腱鞘・滑液包の障害を示す図
各組織のトラブルと痛みの原因
国試ポイント
① 筋肉=動かす、腱=伝える、靱帯=安定、腱鞘=すべらせる、滑液包=クッション
② 靱帯の損傷は捻挫、腱鞘の炎症は腱鞘炎・ばね指の原因になる
③ 5つの組織の役割をセットで覚えると運動器のしくみと障害名が整理しやすい
📖 筋肉・腱・靱帯・滑液包をスライドで学ぶ(国試辞書) 図解スライドでサクッと復習