肩甲挙筋は首から肩甲骨に向かって走る筋肉で、首の後ろ〜肩の内側に位置します。主に肩甲骨を引き上げる働きをもち、首こり・肩こりと関係しやすい臨床頻出筋で国試でも重要です。
| 読み方 | けんこうきょきん |
|---|---|
| 起始 | 頸椎(上位頸椎の横突起) |
| 停止 | 肩甲骨の上角(内側縁上部) |
| 作用 | 肩甲骨の挙上・下方回旋、(肩甲骨固定時は)頸部の同側への側屈 |
肩甲挙筋は首の後ろ〜肩の内側に位置し、頸椎から肩甲骨に向かって走ります。僧帽筋の深層にあり、肩甲骨を動かす重要筋で、首こり・肩こりと関係しやすい筋です。
上位の頸椎の横突起から起こり、肩甲骨の上角へ付着します。首と肩甲骨をつなぐ走行で、肩甲骨の上角を持ち上げる位置関係を押さえましょう。
主な働きは肩甲骨を引き上げることで、肩をすくめる動きで活躍します。挙上だけでなく肩甲骨の下方回旋にも関与し、上部僧帽筋や菱形筋と協力します。
肩甲骨が固定されると、肩甲挙筋は頸部の同側への側屈に働き、やや回旋にも関与します。首を横に倒す動きに関係し、首こりとの関連を理解しておきましょう。
肩甲挙筋の過緊張は首こり・肩こりの原因になり、首の付け根〜肩甲骨内上角で張りやすい筋です。長時間のPC・スマホ姿勢で硬くなりやすく、臨床でよく触れる筋です。