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腕橈骨筋の作用・支配神経わんとうこつきん / Brachioradialis

腕橈骨筋は前腕外側にある筋肉で、肘関節の屈曲に働きます。位置は伸筋群側にありながら屈曲に作用し、橈骨神経に支配される点が国試頻出のポイントです。

前腕外側にある腕橈骨筋の位置と、肘関節を屈曲する動きを示した図
読み方わんとうこつきん
部位前腕外側にある
作用肘関節の屈曲
支配神経橈骨神経

前腕の筋の分類

前腕の筋肉は伸筋群と屈筋群に分けられ、さらに浅層・深層に分類されます。この層構造を意識すると理解が深まります。

前腕の筋肉を伸筋群・屈筋群と浅層・深層に分けた図
伸筋群と屈筋群、浅層・深層に分類

腕橈骨筋の位置と作用

腕橈骨筋は前腕外側にあり、肘関節の屈曲に働きます。位置は伸筋群側にありますが、作用の面から屈筋群に入れられることもあります。

前腕外側にある腕橈骨筋と肘の屈曲を示した図
前腕外側にあり肘関節の屈曲に働く

支配神経

腕橈骨筋は橈骨神経に支配されます。橈骨神経は前腕背側面(浅層の伸筋群)の多くを支配する神経です。

浅層の伸筋群と腕橈骨筋を支配する橈骨神経の図
浅層の伸筋群は主に橈骨神経支配

橈骨神経障害と下垂手

橈骨神経が障害されると手関節の伸展ができなくなる下垂手がみられます。腕橈骨筋を含む前腕背側面の筋と関係する重要な臨床所見です。

橈骨神経障害でみられる下垂手のイラスト
橈骨神経障害で下垂手がみられる

国試ポイント

前腕の筋は層構造・神経支配・麻痺症状をセットで覚えると整理しやすくなります。橈骨神経=下垂手、正中神経=猿手、尺骨神経=鷲手を対比しましょう。

前腕筋の層構造・神経支配・麻痺症状をまとめた図
層構造×神経支配×麻痺症状をセットで理解
国試ポイント
① 前腕外側にあり、肘関節の屈曲に働く
② 位置は伸筋群側だが屈曲作用をもち、屈筋群に入れられることもある
③ 支配神経は橈骨神経。橈骨神経障害では下垂手がみられる
📖 腕橈骨筋をスライドで学ぶ(国試辞書) 図解スライドでサクッと復習